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Q."建設業(ゼネコン)のMS事務局です。是正処置の有効性のレビューで質問です…Pt.1【ISOマネジメントシステム相談室・第19回】
―あなたの疑問・質問にお答えします—
今回は、建設業関連の方から、是正処置の有効性に関する複数の質問をまとめて、お寄せいただきました。
是正処置や不適合に関する話題・質問・相談は以前から多くいただいております。
ぜひご視聴ください。
今回は、いただいた前提に対して、4つの質問をいただいており前半2つの質問にご回答しております。
残りの二つは次回の更新分になります。
ゲスト:国府保周(こくぶやすちか)
収録日:2023年9月15日
質問の前提
"建設業(ゼネコン)のMS事務局に従事しています。外部審査において度々指摘され、返答に困る一つに、是正処置に対する有効性の確認があります。10.2 不適合及び是正処置、10.2.1d) とったすべての是正処置の有効性をレビューする。現場では施工中に色々な要因から図面通り、基準通りにいかないことがあります。しかし、各施工ステップの検査において発見され、その都度修正処置をとります。その中でも、同様の事象が生じる可能性があるものは、社内で注意喚起するために、品質シートを作成し、事象・処置・原因・再発防止策を記入し、関係者で共有されます(周知ではない)。質問1
施工中の事象に対しては、当社では次のステップ前に修正するので不適合とは取り扱いません。この場合にも10.2.1b)は適用されるのでしょうか?。質問2
この品質シートに記入する再発防止は現場と各担当部門の間で検討・共有されます。例えば、類似の問題が発生する可能性がある場合は、もっと上のレベル(委員会等)で標準化も合わせて検討し、別に周知する仕組みとなっており、これを是正処置としてます。このしくみでも、品質シートの”再発防止”は是正処置とみなし、有効性のレビューが必要なのでしょうか?(次回に続く)