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Q.これまで「改善の機会」の全てに対応してきました。なんだかマネジメントシステムが歪んできてしまった気がします…【ISOマネジメントシステム相談室・第30回】

 

―あなたの疑・質にお答えします―
今回は長年運用してきたマネジメントシステム(というよりは改善の機会の取り扱い方)に疑問を持ち始めた、というおなやみ。今回のお便りでは「改善の機会全てに取り組んできた」ということで、それによる歪みのようなものが気になるとのこと。
改善に取り組むのはもちろん良いことだと思いますが、さて国府講師はどのように回答されるのでしょうか?
お楽しみください。

ゲスト:

国府保周(こくぶやすちか)

収録日:

2024年10月15日

質問内容:

品質・環境マネジメントシステムを1998年から運用しています。
その間、数多くの審査を受けてきました。不適合の指摘は一度も受けていませんが、改善の機会の提供が多数あり、すべてに対応してきました。しかし、それらを重ねるうちに、マネジメントシステムが、しだいに歪んできたような気がしてなりません。また、無駄な活動も増えて来たように思えます。審査における「改善の機会の提供」を、どのように取り扱えばよいか、ご教示ください。

 

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