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トップとヒューマンエラーとの関係を考える
~ヒューマンエラーの原因はトップにある?~
ヒューマンエラーは"現場の話"と考えているトップ(経営層)の方は多いのではないでしょうか。しかし、実は社員の行動はトップの考え・行動に大きく影響を受けています。
従って、昨今の品質不祥事(データ改ざん等)なども、トップに原因があるヒューマンエラーと考えられるかもしれません。
また、ヒューマンエラーの発生原因の分析及び対策立案には、行動分析の専門性が求められます。
この専門性を習得するには「通常3年はかかる」と言われています。中長期の視点に立った人材育成には、トップの理解が必要になります。
このようにヒューマンエラーの予防には、トップの積極的関与が必須であるのではないでしょうか。
今回は、対談企画として、ヒューマンエラーの研究者である河野龍太郎先生をお迎えし、特に組織のトップと、ヒューマンエラーの関係性について対談を進めます。
ヒューマンエラー対策でお困りの方は、ぜひご視聴ください。
対談で取り上げたテーマ:
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ヒューマンエラーとは何か、なぜ発生するのか、どう予防するのか
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ヒューマンエラーは現場の話?と思っている人が多いなか、実際にどうトップ(管理者層)と関係しているのか
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ヒューマンエラーを予防するために管理者層に最も求められること
Guest:
河野 龍太郎(かわの りゅうたろう)
・自治医科大学名誉教授
・勤務:株式会社 安全推進研究所 所属:役職:代表取締役所長
・慶友整形外科病院病院長特別補佐(2019年7月から)
<略歴>
・防衛大学校(航空要員、電気工学)卒業。
・航空局東京航空交通管制部で12年間、航空管制官として勤務。
その後、東京電力(株)技術開発本部で原子力発電プラントの
ヒューマンファクターの研究に従事。
・2007年に自治医科大学医学部メディカルシミュレーションセンターに
勤務(センター長、医療安全学教授)。
・2018年3月に退職し4月から現職。
・2015年から2019年3月まで学校法人東京女子医科大学理事長特別補佐
(医療安全・危機管理担当)。
・一貫して航空、原子力、医療、交通、製造システムなどのリスク管理
および事故におけるヒューマンファクターの問題を研究している。
・ヒューマンファクター工学をベースにした体系的な
ヒューマンエラー事象分析手法ImSAFER™や対策立案の方法を提案している。
・日本心理学会、日本人間工学会、医療の質・安全学会などの会員。
・博士(心理学)、日本人間工学認定人間工学専門家。